秘めた動機２

襲ってきた執事たちをなんとか倒して振り返ると、
後ろに誰か立っていた。えっ誰。







え！？　伯爵？！　スキングラードの！？
どうやら戦ってた自分に加勢してくれたようだ？
死霊術師がぶっ飛んでたのはそのせいか。伯爵ＴＵＥＥＥＥＥ



執事が怪しいのは把握していたが、
その正体がはっきりしないので手を出しあぐねていたようだ。



Ｃｏｕｎｃｉｌ？　議会？　メイジ評議会のことか。
執事を始末したことからわかるように、伯爵自身は
死霊術師と関わりがないことをメイジギルドに伝えろということだ。



なんか事件になっちゃったけど本を返してもらいに来ただけなんですけど



えーまじでー？めいじぎるどさいてーひどいよねー



すいませんでした下っ端なんで知りませんでした





そしてスタスタを去っていく伯爵様。歩くの速えぇ。
まじ護衛も連れず一人でここまで来たのか。
まじ人嫌い＆実力者なのか。



ギルドへ戻り事の次第を報告。



ギルド幹部が行くことで伯爵を警戒させたり、
周囲の死霊術師らが隠れてしまうのを恐れて、
下っ端の自分に何も知らせず行かせたみたいだ。





伯爵には何か秘密が？ ギルドとも何かしらつながりがあるようだ。





げえっスキングラードの領主様は吸血鬼なのか！
でも知的だしひどい奴でもないようだから黙ってるみたいだ。
な、なるほど・・・。
だから昼間っから引きこもって誰にも会わないし、あんな強いのか。
そういえば顔色も青白かったな。





君のおかげで伯爵が死霊術師と関わりないらしいとわかったって。
ギルドランクうＰ！